飛行機での１４時間にわたる静かな攻防 ~アトランタ出張後編~

アトランタは遠い。
帰路デルタの777の古い機材でエコノミー真ん中席は、もはや地獄。
隣のどこの国の人かわからんおっさんから、うとうととしてきたら、ヒジでこつんとやられ、ほぼ一睡もできず…。
カバンを開けてはこつん。
ヘッドホンはずしてはこつん。寝返りの感じでこつん…。
14時間にわたるひじ掛けを争う静かな攻防は、完全敗北。
このヒジデリカシーについて、何か万国法とかにならないかな。

ヒジデリカシー法(草案)
1条　和を以て、基本的に譲り合うものである。
2条　不作為なヒジこつんをしないよう、徹底した気配りを必要とす。作為的なら交戦的行為とみなされ、罰則を受ける。
3条　真ん中の席の人はきついので、そのひじ掛けは両方とも基本的に真ん中の人のものである。

とか。
デリカシーある派の日本人の皆さんどうでしょうか。
あ、真ん中列4席パターンのとき、そのど真ん中のひじ掛けは、どうしていいかわからん、と思ったけどすぐわかった。
年長に譲る。年齢差が微妙で、聞けないなら、基本譲る。

しかしまぁ、このとなりのおっさんは、読書灯消せっていう態度だし。本も読めなかった。
あと空港でバッグ受け取る回転台のせめぎ合いもすごかった。3歩下がって余裕のある態度を。
ビジネスシートならヒジで悩むことないな。そもそもヒジとどかん。バッグは先出てくるし。
ビジネス乗れるよう頑張ろうと思いました次第です。明確な目標です。