社内の取り組み⑤メンター制度

会社づくり、いろいろやってますが、これで社内の取り組みの紹介はおそらくラスト。メンター制度が今年度から始まりました。

新入社員が増えてきたこともあり、社内での居場所づくり、仕事のフォローに、上長ではない少し上の先輩が「見守る」ことを主とした制度です。

新人と仕事上の上長と間柄は、OJT担当であり、どうしても「教える・教えられる」、「評価する・評価される」の軸が出てしまうし、シンプルにランチに連れて行ってくれたり、しっかり日報を見てくれている人が部署外にもいることで、安心感あるんじゃないかな、って思っています。

新人メンターを見守るこの制度ですが、他方、面倒を見る側のメンティーの資質が問われるわけで、メンティーはそこそこ勉強しないと務まらない仕組みになってるな、と思います。

そこで今日は、メンティー2人が代表してメンター制度の外部研修に行かれてきました。 メンター制度で大事なのは、「守秘義務」と「メンターとOJT担当との共有」というある種矛盾を感じるけど、そこがポイントみたい。

コーチングが成果を求めるものに対して、メンター制度は寄り添いって感じ。

積極的に寄り添ってくれる人がいればだいぶ頑張れる気がする。

ならば社長にもメンティー欲しいところ…。社長は孤独だとよく言われますね…。社長と副社長の差は、副社長と平社員の差より大きいとも…。ま、この部分を書くと、原稿用紙20枚ぐらい要りそうなんで、今回は辞めておきますが。だから塾長がいるんだ、と思いました次第。

メンター制度では、メンティーの経験を通じて、人が育つ経験を感じられたら、会社としてはいいですね。育つ主体はメンター。メンティー先輩は、寄り添い、見守り、成長を祈る。その善き循環ができれば会社は、社会はきっと良くなる。つながり、巡る。いつもその起点の1つでありたい。ハルキストにはおなじみ、常にたまご側でありたい。

Monobe