働き方 2020.09.24

パソナが淡路に


出展:サイボウズ社CM

「経営者のみなさんへ、通勤を頑張らせることは、必要ですか?」
という、サイボウズさんからの問いかけ。

サイボウズ社CM

当然ですが、頑張らなくていいです。
当社でも一番遠い人は1時間半ぐらい。往復で3時間。仕事時間は8時間だけ…って普通じゃないとすぐ思う。
首都圏ならもっとですよね。通勤費もバカならん。
企業としては、生産性上げないとなりません。
職住近接。サイボウズさんとか導入して、どんどんテレワークの流れが加速するのは、いわばコロナのおかげ。
その流れは誰しも感じているはず。

中小企業のアドバンテージは、「手ごたえあるミライを共に創ること」とすれば、ぜひこの機に働き方改革、
いいえ、“真の”働き方改革について、論じたい。

さて、パソナさんの大英断で1200名もの大所帯が淡路市に移転なんて、
その効用たるやものすごいはず。僕がパッと考えただけで、

■ 通勤時間ほぼゼロ。渋滞もなし。
■ 家賃下がり、可処分所得増加。年収500万でも十分な暮らし。
  800万なら夢のような暮らし⁉
■ オフィスの家賃も格安。広々。
  かなり昔ですが六本木ヒルズの1フロア6000万/月って聞いたけど…。
  デスク平米分以上の収益性ある人って何人おるんって思う。
■ 防災的にも。東京一極集中を緩和。
コロナやら地震雷火事オヤジも必ず来ます。
近いうちに。
■ 家が広くなり、子どもがノビノビ。四季を感じる豊かな暮らし。
ピアノとかもガンガン弾いたりして。晴耕雨読が究極かも。
書斎でお父さんはテレワークし放題。
■ 飲食・レジャーなどのコストも安い。
コンビニとかチェーン店外食の機会もめっちゃ減ると思う。安くて便利という選択が
必要なのかどうかという議論。
■ 採れたての恩恵。山海の恵みを享受。
  食べ物が精神さえ作ると思ってます。
採れたてのピーマンとかトウモロコシとか生でかじったことありますか?
添加物とか保存料の云々が精神薄弱の主原因だという記事を読んだことあります。
■ その他結果として、エネルギーコストとか、過疎問題やら、
  田舎の整備やら、ひいては奥さんの機嫌とか、3世代同居とか、終活とか、
少人数教育とか、もろもろにもすごいええやろし。

などなど、恩恵たる恩恵を受け、田舎でワーケーションおよび効率UP、
安全性UPだけでなく、真の目的は、ビジネスインキュベーションなんだろうな、
と思っていますが、南部社長、狙いはそこですよね、って僕はそうだと思ってまして。

中小企業はフットワークの軽さが強みなのに、スピードぜんぜん負けてるやん、
と思いっきり反省しています。
国生みの島から始まる新しいビジネスが楽しみであると共に、
そのお考え、ぜひついていきます。

若い人がイキイキと、世のため人のため、
三方善しでサステイナブルでそこそこ儲かるビジネスを起こすこと。
これ以上に大切なことはないと思う。
思いついたことを全力でやり切って、ほどよい疲れと緊張の日々。
正しさの追求。善きことを思い、善きことを行うこと。
手ごたえ感のある成長感。心と数字がつながること。
カラダと自然がつながること。
そうしているうちに自動的にチームが構成され、
学び合い、刺激し合う風土。
そんなことを学び、決意し、実践していくために、ぜひ田舎で、
学びの場、インキュベーションの場を作りたい。

Monobe