エア漏れ事例①圧縮エアタンク内圧低下の検知
◆エア漏れ探査・検知

■ユーザー概要: 某カスタマーセンター 地域の整備工場から依頼された修理対応などの、アフターサービス拠点
■使用機材: 超音波検知機 TP-128488 「マークスマン II」
■車種: UD(旧:日産ディーゼル) 「ビッグサム」2005 年
■状況: 圧縮エアタンク内圧低下。 一晩で3kg 以上低下するため すぐに低圧レッドゾーンに 入ってしまうがエア漏れは見つけ にくい量。
■導入事例: エア漏れ探査・検知
◆エアタンクバルブからのエア漏れ

・計器の数値により、エア漏れトラブルが発生していることは確認していた。 まずは最も「重要な」エアタンク自体のエア漏れをマークスマン II で探査した結果、 一か所のバルブのパッキンからの微量な(耳では聞こえない程の)エア抜けを確認。
・さらに、マークスマン II でキャビン後部の配管まわりを探査して、エア音を感知。 範囲特定用のアタッチメントで、さらにピンポイント検査、エア漏れ個所を特定した。 最終確認で石けん水を塗布、カニ泡状態の微量なエア漏れであることを確認した。
・エンジンをかけてエア圧を上げるところから始めて、作業時間30分ほどで作業完了。
◆使用感まとめ
これまでエア漏れの検査は、エアまわりに石けん水を手当たり次第かける、というもの。
時間がかかり、後の処理もたいへんだった。
マークスマンII導入により、ある程度の「あたり」をつけてから、念のため石けん水で最終確認している。
数時間かかっていた作業の時間短縮に役立つ。
車体も、作業員も、工場も、無駄に汚れなくて済む点も大きい。
できれば、石けん水がなくとも漏れ個所を最終特定できる精度が欲しいが、それでも、石けん水をかけまくった以前の状況より、はるかに作業がはかどるので、今後も期待している。
◆今回の使用機材マークスマン2の紹介

エア漏れ対策の1丁目1番地は、エア漏れ検知。ここでは便利な検知ツールを紹介します。 例えば配管から何らかのトラブルでエア漏れしている場合、人間の耳には聞こえない超音波が発生します。マークスマン2はその超音波をキャッチし、ヘテロダイニング技術でできるだけ自然な音に変換し可聴化します。風や声、車などの周辺環境の音に影響されにくく、エア漏れ検知の手助けをします。エア漏れ対策の省エネは、まずはここから。
エア漏れ検知機 マークスマンⅡ(品番:TP-128488)
ご評価用貸出可能:お気軽に当社までご用命ください。
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